





平成22年 第2回鎌倉Walk
2/14(土)(第二日曜日)
梅林散歩&新年会
集合:鎌倉駅(八幡様側:11:00)
鎌倉駅⇒十二所神社前(京急バス)⇒十二所果樹園
⇒十二所神社⇒光触寺⇒明王院⇒鎌倉駅(京急バス)

鎌倉駅東口から小町通りを抜けると、右手には鶴岡八幡宮の鎮守の森が現れます。さらに道を先へ進み、県立近代美術館本館の筋向かいの細い緩やかな上り坂の道へと入って行くと、観光客には無縁な人気の少ない道が見えます。その先に急な石段があり、石段を上って行くと突き当たりに志一稲荷がひっそりと鎮座しています。
この志一稲荷は、あまり一般的に耳にしない名ですが、その起源は古く、『太平記』に登場します。名は筑紫の僧志一上人にちなんでおり、話は、志一上人が訴訟のために筑紫の国から鎌倉へ登ってきた時のことだそうです。
志一上人は、訴訟のため鎌倉に来ましたが、証拠の文を筑紫に忘れてしまい、可愛がっていた狐に鎌倉まで証拠の文を届けてくれるよう頼んだそうです。狐は一夜で鎌倉まで届けてくれたため、訴訟に勝つことができましたが、その無理が祟ったのか、志一上人が訴訟に勝ったことを見届けて狐は死んだそうです。
そこで志一上人は、狐の霊を倉稲魂神(ウカノミタマノカミ)として祀ったのが、この鶯ガ谷にある社で、志一稲荷の始まりだそうです。>>>More

その後、畠山重忠をはじめ、関東一円の人々が深く帰依したといわれています。
しかし、岸和田にある犬鳴山七宝瀧寺の縁起によると、斉名天皇7年(西暦661年)役行者が当山奥の滝岩に出現した不動尊を祀る一堂を創建し、正平年中(西暦1346〜70年)土丸城主橋本正高が粉河寺の志一上人を招いて不動堂の修造を始め、諸坊を建立し再興したといわれ、七宝瀧寺では志一上人を中興の祖としているそうです。
また、『太平記』にも、志一上人が記されている時期は、建武の中興の崩壊した後で、楠正成や新田義貞が戦死し、正成の子、正行も戦死した、第二十六巻の「妙吉侍者事付秦始皇帝事」の段に出てきています。
それ故、源平の合戦で活躍した畠山重忠が帰依したとの説は、時代的に、ちょっと、無理があるのではないでしょうか。>>>More

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独思録:「政治資金問題」(2/7)
民主党の小沢幹事長と検察との第一ラウンドが終わりました。
小沢幹事長の政治資金問題は筋書き通りであり、人によっては横綱朝青龍の引退の方がニュース・バリューはあったのかもしれません。
小沢幹事長の政治資金問題で検察当局の処分が出たことを受けて、新聞各社が実施した緊急の全国世論調査(電話)によると、軒並み鳩山内閣の支持率が不支持率を下回ったようです。
しかし、政治と金の問題、これで解決した訳でもありません。あれだけ検察がマスコミにニュースをリークし、マスコミはそれに乗って騒ぎ立て、一方、小沢幹事長は検察の取調中を理由にダンマリを決め込んで終結したようです。
我々国民にとっては、検察の取調べの目的は何であったか、小沢幹事長憎しで動いたのか、また、小沢幹事長の政治資金はどうだったのか、双方グレーで国民は腹膨るる思いを拭い去ることができません。
太宰治の「政治家と家庭」を借りて今回の結末を思うと、
「頭の禿(は)げた善良そうな記者君が何度も来て、書け書け、と頭の汗を拭きながらおっしゃるので、書きます。
小沢幹事長記者会見の場、というテレビ特番があります。国民へのう、と錦の御旗を立てて追い縋る記者たちを振り切って、小沢幹事長は怒号の中へ走って消えます。あれを、どうお思いでしょうか。アメリカ人が見たら、あれをどう感ずるでしょうか。ロシヤ人が見たら、何と判断するでしょうか。
しかし私たち日本人、殊に実力者が何か問題を起した場合、たいていこの小沢幹事長の記者会見のようになってしまいます。
秘書は、捨ててよいものでしょうか。日本の政治家たちは、たいてい秘書を捨てているようです。ひどいのになると、公設秘書だか私設秘書だか、わからない人物も雇っています。しつけの良い家庭を営んでいる政治家は、少いように思われます。
しつけのよい政治家が品位を維持しながら、よい仕事も出来るというのがあってよいと思います。これこそ、至難の事業であります。けれども、鳩山総理大臣(本当?)は、それが出来るかも知れない極めて少数のひとの一人だと思います。
無理なお願いでしょうけれどもお願いしてみます。私の為のお願いではありません。」
となります。
鳩山内閣の支持率はまだまだ40%台あることで、民主党はこの参院選まで小沢幹事長で進むことには不安はあるものの、小沢幹事長の続投を決め、野党自民党もまた政治資金問題をこれ以上深堀すると、わが身に降りかかる恐れもあるのか、更なる追究はできないようです。
結局、野党自民党は、今回の事件で、夏の参院比例選の投票先が、民主27%(前回28%)に対し自民22%(同21%)と差が縮まった(読売世論調査)ことで、取り敢えずは良しとしたのでしょうか。
今回の政治資金問題について、検察の捜査の目的および小沢幹事長の政治資金の真実双方が、国民には全く分らないにもかかわらず終結に向う現実に、十分に自浄能力を発揮できない政治に対してだけでなく、検察への不信も拡大したことは確実です。
政治と検察双方への国民の不信が、更に蔓延していくことのないよう心配する次第です。>>>More
参照:青空文庫

参照:朝日新聞
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太宰治「政治家と家庭」
頭の禿(は)げた善良そうな記者君が何度も来て、書け書け、と頭の汗を拭きながらおっしゃるので、書きます。
佐倉宗五郎子別れの場、という芝居があります。ととさまえのう、と泣いて慕う子を振り切って、宗五郎は吹雪の中へ走って消えます。あれを、どうお思いでしょうか。アメリカ人が見たら、あれをどう感ずるでしょうか。ロシヤ人が見たら、何と判断するでしょうか。
しかし私たち日本人、殊に男が何か仕事に打ち込んだ場合、たいていこの宗五郎のようになってしまいます。
家族は、捨ててよいものでしょうか。日本の政治家たちは、たいてい家庭を捨てているようです。ひどいのになると、独身だか妻帯者だか、わからない人物もあります。しつけの良い家庭を営んでいる政治家は、少いように思われます。
しつけのよい家庭を維持しながら、よい仕事も出来るという政治家もあってよいと思います。これこそ、至難の事業であります。けれども、兄は、それが出来るかも知れない極めて少数のひとの一人だと思います。
無理なお願いでしょうけれどもお願いしてみます。私の為のお願いではありません。